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パヨクさんと左巻き野党や一部のアホメディアが「トランプ大統領に安倍総理が武器をいっぱい買わされた、血税をトランプに貢いでる」と騒いでるのをよく見かけるが、防衛装備品を商店街で買い物するみたいに簡単に買える訳がないことは常識で考えてもわかりそうなものなのだが、その辺の常識が通じないのがあちら界隈の人々ってことです。




このように国会で平気でこんな質問をするなんてTwitterでも指摘しましたが、知らないで質問してるなら無能、知ってて質問してるなら悪質としか言えない。

ベトナム戦争時代から使われている第三世代のF-4EJの遅れに遅れていた後継機として42機の導入は2011年12月20日民主党政権の野田内閣で閣議了承された。その閣議に先立つ安全保障会議(議長・野田佳彦首相)で、2020年度に退役を見込むF-15Jの後継にも想定することが決定された。現在200機以上が配備されている第四世代F-15Jの近代化改修不能な機種も防衛省は次期主力戦闘機の中長期防衛計画で策定している装備品調達で20年30年先も計画的に想定しているため、今日明日で突然大量に買うなんてことはよっぽどのことがない限りあり得ない。ただ政治の世界なので成果をアピールするためにお互いに持ちつ持たれつで再表明することはいくらでもある。
トランプ大統領は特にその手のアピールを頻繁に行う。F35の調達価格を下げるようにロッキード・マーティン社にTwitterで圧力をかけて値下げさせたこともあるが、恐らく生産数が増えれば調達価格が下がるのはザラにあることなので、想定内の値下げであろう。これに安倍総理もF35が値下げになったことをトランプ大統領にお礼を言うというパフォーマンスで蜜月ぶりを内外にアピールした。




安倍内閣で再表明したり正式決定したりは当然あるが、ほぼ既定路線で大量に武器を買わされるなんてものはパヨクさんの妄想の世界でしか起こりえないことである。2011年の野田政権でほぼ決まっていたF-15Jの後継機種が2017年に就任したトランプの手柄な訳はないことは明白です。




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トランプ大統領の就任は2017年1月です。



またF35の100機調達以外にもミサイル防衛システム「イージス・アショア」の導入の件でもトランプ大統領に買わされたと騒いでるパヨクさんを見かけること多数です。しかしミサイル防衛計画はもっと古い第二次小泉政権で2003年12月19日の安全保障会議及び臨時閣議によって閣議決定されています。海上自衛隊のイージス艦こんごう級4隻を弾道弾迎撃出来るSM-3搭載へ改修したのを始め、早期警戒衛星の打ち上げや早期警戒機開発、警戒管制レーダーに基幹回線改修などを行ってきた。
日本列島全体をカバーする高高度防衛として韓国やサウジアラビアで導入されたTHHAD方式にするか陸上型イージスにするか、その方式を巡っては2005年度予算から毎年1000億円程度計上され研究を続けていた。つまり突然トランプに言われてイージス・アショアを買わされた訳ではないということである。



新型システムの候補に上がっているのは、在韓米軍も配備を進める「THAAD(サード)」と、イージス艦発射型ミサイルを地上に配備する「イージス・アショア」。日本列島にどう配備すれば効果的かを模擬実験で検証する。(中略)防衛省はこの2つの既存ミサイルの改修も、来年度から今年度内に前倒す方向で検討する。射程、速度を向上させる計画で、来年度概算要求には約1000億円を盛り込んでいた。しかし、どちらのミサイルも、実際に改修を請け負う企業の態勢が間に合わない可能性があるという。関係者によると、3次補正が組まれた場合、防衛省は2500億円程度を要求することを検討している。



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再度言うが、トランプ大統領の就任は2017年1月です



最後に沖縄の基地反対派にも物凄く嫌われている「危険な米軍」の象徴のようなオスプレイも上記二つと同様の扱いです。オスプレイも垂直離着陸も可能であり固定翼機の機動性と移動半径があるため日本でも以前から導入が決まっていたのですが、これもまるでトランプ大統領に買わされた米軍兵器に入れられています。しかしこちらも陸上自衛隊ではだいぶ前に決まっています。

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重ね重ね言うが、トランプ大統領の就任は2017年1月です。



Twitterでは文字数制限があるので有効的な反論が出来ない場合も多いですが、パヨクさんのデマは出来る限り早めに潰しておこうと思って反論をするようにしてます。